Blenderを触ってみたときのおぼえがき。
Black Rose
Depravityで遊んでいたところ、EdenインベントリにBlack Roseという服があったので着せてみました。CBBEで生成済みのメッシュなので体型が変化してしまいます。Depravityが同梱している装備は全部こうなので、自分でBodySlideを使ってメッシュを作り直す必要があります。
BodySlideのProjectは同梱されていないので、オリジナル版を別途入手する必要があります。誰に何の装備が使われているかはDepravityのDescriptionのOutfitsの項目に書かれています。
Black Roseは元はSkyrim LE用の装備で、Skyrim SEやFallout 4に移植されています。Fallout 4用のBlack Rose (CBBE Bodyslide)があったので、これで作業をしました。
まず、このModのShapeDataは結構おかしくて、ボタンが潰れていたり靴のメッシュが裏返しになっていたりします。移植作業時のミスでしょうか。
おかしい部分をOutfit Studioでチマチマと直しました。ですが、Skyrimからの移植をやり直した方がよさそうです。これについては後日やることになるのですが、メッシュの裏返しをBlenderで作業しました。
Blender
BlenderはここからWindows版の3.4.1をダウンロードしました。インストールは簡単です。
Blenderを起動したら、nifファイルを扱えるようにするPyNifly Blender Export-Import Add-Onをインストールします。メニューのEdit、Preferences、Add-onsです。Install…からPyNifly Blender Export-Import Add-Onのzipファイルを指定します。そうしたらImport-Export: NIF formatという項目が増えますので、チェックを入れます。
今回は靴だけ修正するので、Outfit Studioで靴だけにしたnifファイルを作っておきます。Remove Skinningを実行してweightを消しておいたほうがいいです。weightがあるとBlenderでExportできませんでした。
メニューのFile、Import、Nifでインポートします。
メッシュの向きを確認
Viewport OverlaysにあるFace Orientationにチェックを入れます。
青が表で、赤が裏です。なぜか左足だけ裏返しになっています。
メッシュの向きを反転
まずEdit Modeに切り替えます。
面選択モードに切り替えます。
左足をどこでもいいので三角をひとつクリックして選択します。Ctrl + +(Ctrlを押しながら+を押す)で選択範囲を拡大させていき、左足全体を選択した状態にします。
ここでAlt + NでNormalというウィンドウを表示します。Flipを選択すると反転できます。
私の環境ではAlt + Nが認識されず、キー設定でCtrl + Nに変更して作業しました。
Edit ModeからObject Modeに切り替えます。Aを押してすべて選択した状態にします。これだとカメラみたいなものまで選ばれてしまいますが、靴だけ選ぶのが面倒なので、カメラはOutfit Studioで削除します。
あとはメニューからFile、Export、Nifでエクスポートして、Blenderでの作業は終わりです。