装備を身体に食い込ませる・その3

体型・装備

DQ Two Warriors ArmorをCBBE 3BA化しました。

今回のポイント

DQ Two Warriors ArmorはPinkSkyさんの作品です。

  • Skyrim LE用の防具です。
  • BodySlideのデータはありません。
  • CBBE 3BA化します。
  • 装備を細かくわけて脱着できるようにします。
  • 胸の揺れ方をかえます。

装備を細かくわける

バニラ準拠らしく、胴、手、足、頭の4つです。これをバラバラにしてTAWOBA準拠にします。

インナーは裸体で使っているブラ、パンツ、ニーソを組み合わせてリファレンスに食い込ませます。このインナーの上から鎧を着ます。ですので鎧は装備スロットを46番(ハーネス)にしました。

TAWOBAの装備スロットは装備のスロットでまとめてあります。

歪みを直す

まずは素の状態で歪みをなくします。UNPからCBBEに変換する際にどうしてもわずかな歪みが生じてしまうので、この後の作業を考えて、はじめに歪みをなくしておくのです。

次に、歪み修正用スライダーを1つ作り、weight 100の時に歪んでしまう脇の下や胸のあたりを修正します。

食い込ませる

パーツは面倒でも1つずつProjectにしておき、インナーのProjectに結合するほうがいいです。

元のShapeを加工した際にUniBody ReferenceでスライダーやWeightを再適用しないとなりませんが、他のShapeがない方が楽です。

鎧を着ているときだけ胸の揺れ方をかえる

これは簡単で、鎧のNifファイルにHDT-SMPのXMLファイルを仕込むだけです。

XMLファイルでは、変更したいボーンの定義だけを書きます。こうすると、書いていないボーンはCBBE 3BAのコリジョン装備側の揺れになるようで、都合よく胸だけを変更することができます。

スクリーンショット

兜は髪がはみ出さないようにかなり大きくしました。

食い込みが弱いと面白くないことがわかったので、思いっきり食い込ませてみました。このパンツはデザインがシンプルで頂点数もそれなりにあったので加工はしやすかったです。

鎧を脱いでインナーのみにしたところです。ブラはMonno’s Bikiniからもってきました。

兜から髪がはみ出さないようにする

大きすぎる兜はやはり悲しいので、なんとかしてみました。

Dint999 New HDT Physics for KS-SG Hairs SMP Wigs Package SSEと兜を組み合わせました。

はみ出している髪を凹ませる

Outfit Studioで兜のメッシュを読み込み、続けて髪(カツラ)のメッシュを読み込みます。

凹まし用スライダーを作り、髪を凹ましツールでへこましていきます。Shapeの直接加工は元に戻せないので厳禁です。

どうでも収まりきらない部分はZapスライダーで消します。

凹まし方のコツですが、まず動いては困る部分にマスクをかけます。これが一番大変です。

凹ましツールは、まずカーソルを大きくして全体的に凹まします。いきなり小さく凹ますとすぐにボコボコになってしまいます。だいたい収まりきったら、カーソルを小さくして細かい部分を修正します。

複数のShapeが表裏張り合わせてありますので、複数のShapeを同時に選択して同時に凹ませます。個別に凹ませると剥がれてしまいます。

スライダーは部位ごとに用意したほうがいいでしょう。失敗しても部分ごとにやり直せるからです。左側頭部、右側頭部、頭頂部、後頭部の4つでわけました。

後頭部のポニーテールが一番大変で、凹ませる時はカーソルを最大サイズにして、つぎに凹みすぎている部分を盛り上げて元に戻します。兜の内部は凹ませすぎると下から覗いたときに頭部の肌が見えてしまうので注意します。

Weightを調整する

カツラはHDT-SMPによって全体的に動くため、兜からはみ出します。そこで、兜の内側になっている部分はNPC HeadのWeightを塗って動かなくします。

Fixed Weight Brushにチェックを入れてStrengthを最大に、Normalize Weightsにチェックを入れて他のボーンの自動調整が行われるようにします。

装備としての設定

Partitonは兜がHairに(おそらくデフォルトでHairのはず)、カツラはBodyやHairがまじっていますがそのまま変える必要はありません。

プラグインはArmorの装備スロットをHairに、Armor AddonをHairとLong Hairにします。Dint999のカツラと同じです。

HDT-SMPの設定

HDT-SMPの設定ファイルはDint999の物を複製します。

可動範囲を0.05にしたらちょうどよいと感じました。

<generic-constraint-default>
     <frameInB>
         <basis x="0" y="0" z="0" w="1" />
         <origin x="0" y="0" z="0" />
     </frameInB>
     <useLinearReferenceFrameA>false</useLinearReferenceFrameA>
     <linearLowerLimit x="0" y="0" z="0" />
     <linearUpperLimit x="0" y="0" z="0" />
     <angularLowerLimit x="-0.02" y="-0.05" z="-0.05" />
     <angularUpperLimit x="0.02" y="0.05" z="0.05" />
     <linearStiffness x="0" y="0" z="0" />
     <angularStiffness x="44440" y="44440" z="44440" />
     <linearDamping x="0" y="0" z="0" />
     <angularDamping x="0" y="0" z="0" />
     <linearEquilibrium x="0" y="0" z="0" />
     <angularEquilibrium x="0" y="0" z="0" />
</generic-constraint-default>
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