Memeru Outfitを改造してみよう

Memeru OutfitはSkyrim LE用のUNP体型の装備Modですが、LoversLabにBodySlide対応のCBBE版があります。スカートが他の装備と合わせやすくて便利です。これをShanoa Armorと合わせてみます。

SE用に変換する
テクスチャの色違いバージョンを作る
メッシュの色違いバージョンを作る
ゲーム内で動作確認する

SE用に変換する

SSE NIF Optimizerでmeshesを最適化します。
念のためtexturesも検査します。（異常はありませんでした）
BodySlideで自分のプリセットに合わせたmeshesを作ります。

ここまではたいした手間ではなく、すぐにゲーム内で装備できると思います。

テクスチャの色違いバージョンを作る

黄色と黒があるので、黒を合わせてみましたが、合いません。そこで、色違いバージョンを作ってみます。

gimp 2.8.22をインストールして、DDSプラグインを適用しておきます。
Memeru Outfit CBBE BodySlide\Textures\Osare\Memeru\BSkirt.ddsをコピーしてBlueSkirt.ddsを作ります。
gimpを起動して、BlueSkirt.ddsを開きます。
ツールボックスの矩形選択を選び、黒部分を選択します。白い部分は避けましょう。
メニューからツール、色ツール、着色を選びます。

色をShaona Armorと合わせたいので、SHaona ArmorのDDSファイルも開いておきて、見比べながら合わせるといいかもしれません。作った色はプリセットに登録しておきましょう。あとが楽です。
下の黒い部分も同じように色をかえます。
メニューからファイル、名前を付けてエクスポートを選びます。
ファイルを決めてエクスポートを押します。
ダイアログはこんな感じです。（ここに書いてあるのを参考にしました）

これでDDSファイルができました。

2019/10/12 追記
これは、GIMPでDDSを圧縮する場合の例です。でも、GIMPの圧縮は汚いというのをたまに見かけます。この時は気が付かなかったのですが、別のModをリカラーした際にブロックノイズが露骨に出てしまいました。圧縮形式や解像度などでもかわってくると思います。GIMPでは無圧縮で保存して、SMCO64などのツールで別途圧縮をした方が綺麗にできました。

メッシュの色違いバージョンを作る

2019/12/20 追記
この記事を書いた当時は、色違いでメッシュを用意するという、とても無駄なことをしていました。これよりもespファイルにてArmor、Armor Addon、TextureSetを色ごとに用意して、メッシュは共有する方がはるかに楽なので、そうすることをオススメします。

次はmeshesです。

Memeru Outfit CBBE BodySlide\CalienteTools\BodySlide\SliderSets\Memeru.ospをテキストエディタで開きます。（Sublime Textならフォーマットを手動でXMLにしましょう）

<SliderSet name=”Memeru Skirt Black”>から</SliderSet>までをまるごとコピーして、Memeru Skirt BlackをMemeru Skirt Blueに置換します。
<OutputFile GenWeights=”true”>SkirtBlue</OutputFile>の部分も書き換えます。
Memeru Outfit CBBE BodySlide\CalienteTools\BodySlide\ShapeData\Memeru\Memeru Skirt Black.nifをMemeru Skirt Blue.nifにコピーします。osdファイルも同じようにコピーします。
NifScopeでMemeru Skirt Blue.nifを開きます。
スカートのノードを選択して、テクスチャをBlueSkirt.ddsに書き換えます。
nifファイルを上書き保存します。
BodySlideを開きます。
OutfitからMemeru Skirt Blueを選びます。
プリセットに合わせてBuildします。