ECEを使う簡単な方法
Enhanced Character Edit SEは定番のキャラクターメイキングModです。これをインストールするだけなので簡単です。
ECEにはygNord(ヤングノルド)という追加種族が付いてきます。能力的にはノルドとほぼ同じです。キャラクター作成ではこのygNordを選択します。
ygNord用のメッシュフォルダ、テクスチャフォルダに使いたいファイルをあらかじめ置いておきます。このファイルはygNord専用で、プレイヤーがゲームに登場する唯一のygNordとなるので、プレイヤーを独立できるのです。
ECEは追加種族にまつわるさまざまな不具合を解決する仕組みがはじめから組み込まれています。ですので何も悩む必要なく、そのまま遊ぶことができます。
ECEにはスライダーという機能が用意されています。身体のさまざまな部分を変形させることができます。このスライダーによる変形はプレイヤーのみなので、NPCと差別化できるというわけです。
ECEを使うデメリット
追加種族はygNordだけです。ですので、違う種族を選んだときはメッシュやテクスチャを独立させることができません。別途Modが必要となります。
ECEのスライダーはECEに同梱されているスケルトンを使う場合に限ります。このスケルトンは古いXPMSSEに手を加えられたもののようで、3BBBに対応していません。3BBBを使いたい場合は最新のXPMSSEのスケルトンを上書きして使うことになりますので、スライダーが使えなくなります。
ygNord独自種族のため、バニラ種族が前提のModは正常に動作しません。例えばオーバーホール系のYASH2などはバニラ種族に大幅に手を入れていますが、ygNordは対象外になりますので、ygNordのバランス調整を行うパッチを作成する必要があります。
RaceMenuを使う方法
RaceMenuも定番のキャラクターメイキングModです。
独自種族は付いてきませんので、メッシュやテクスチャを独立させるには別途Modが必要です。
RaceMenuと組み合わせて使う体型独自化Mod
Unique Characterはプレイヤーの体型を独立させることができます。追加種族ではなく、あくまでもバニラの種族のままメッシュとテクスチャだけを入れ替えます。
あらかじめ指定されたフォルダにメッシュとテクスチャを入れるだけです。
Unique Characterはプレイヤーのデータそのものに手を加えています。ですので競合がないか確認して、競合しているようであればパッチを作成する必要があります。
CBBEと組み合わせて使うCBBE Morphs
Caliente’s Beautiful Bodies Enhancer -CBBE-は人気の体型Modです。
このCBBEにはRaceMenu Morphsというオプションが付いてきます。これをCBBEのインストール時に選んでおくことで、RaceMenuのキャラクター作成画面にCBBE Morphsというタブが追加されます。
CBBE Morphsはスライダーのことで、身体のさまざまな部分を変形させることができます。あらかじめBodySlideでメッシュを作成するときにBody Morphsも作っておきます。
BodySlideのスライダーがそのままゲーム内で使えることになるので、これでプレイヤーの見た目を差別化できます。
CBBE Morphsは最新のXPMSSEと合わせて使うことができますので、CBBE 3BBBも使えます。これがECEとの決定的な違いです。
様々なModから利用されるSKEE
RaceMenuにはSKEEというモジュールが含まれています。このモジュールはとても応用が効くので、いろいろなModで使われています。
- ハイヒールを履いた時の身長自動調整(大抵の装備はSKEEに対応させて配布されている)
- SlaveTats(身体にタトゥーや日焼けあとを付けられる)
- DynDOLOD(詳細不明だが窓の灯をつけるのに使われている模様)
ECEとRaceMenuは共存できる
ECEとRaceMenuを同時に使うことはできません。ですが、ECEをメインに使いつつ、RaceMenuのSKEEモジュールだけを使うことはできます。
ECEは普通にインストールします。RaceMenuはespファイルとinterfaceフォルダを除いて残りすべてをインストールします。これで共存できます。
ECEで作ったデータはRaceMenuに移行できる
まず、ECEだけの環境を整えます。顔が再現できる最小限にしたほうが無難です。
そしてCharGen Export SEを入れておきます。
ゲームを起動して、RaceMenuに持っていきたい顔の状態でCharGen Export SEの魔法を唱えてメッシュとテクスチャを書き出します。
次にRaceMenuだけの環境に切り替え、書き出したメッシュとテクスチャもそのまま配置しておきます。
RaceMenuのキャラクター作成画面でSculptのタブを選び、Importを実行するとメッシュが選択画面に出てきますので、それを選びます。
最後になりますが、環境を作るというのはMO2でプロファイルを作るという意味です。MO2ならいくらでもプロファイルを作って、いつでも素早く切り替えられるので、とても便利です。