CTDって何？
Skyrimが勝手に終了する現象です。アプリが壊れてデスクトップ画面に戻ることをCrash To Desktopといい、略してCTDと呼ばれます。
CTDはなくなりません。病気や怪我がなくならないのと一緒です。もちろんないに越したことはありません。大切なのは対処方法を覚え、万一に備えておくことです。
Modは少しずつ、時間をかけて検証する
基本中の基本です。Modを一気に20個入れてゲームを始めたらCTDした、何が悪いのかさっぱりわからない。途方に暮れてしまいます。
Modは1つずつ入れましょう。起動して動いたからおしまいではなく、できれば数回のプレイを通して検証を続けると、より安全です。
特定のModを組み合わせたときに問題がおこるケースもあります。それでも組み合わせの片方が特定できるのですから、一度にたくさん入れるよりはずっといいです。
Modのページのコメント投稿や不具合報告を参考にする
コメント投稿（POSTS）同じように悩んでいる人がいるかもしれません。どのようにして解決したのか書き込みがあるかもしれません。
不具合報告（BUGS）にあるかもしれません。作者から返事があったり、改善された新しいバージョンが公開されていることもあります。
現状を分析する
.NET Script FrameworkというModがあります。このModは便利な機能を提供してくれるので、他の色々なModから必要とされています。
この.NET Script Frameworkには、Skyrimが不正終了したときにクラッシュログというものを作ってくれる機能があります。
クラッシュログを分析するのは専門知識が必要なので、一般的な利用者からすると意味のないものに思えますが、それでもなんとなくですが原因らしきものがわかることがあります。
クラッシュログに毎回同じメッシュが登場するのでこのメッシュが不正かもしれない、同じセルでクラッシュするのでセルを改変しているModのせいかもしれない、といったヒントがもらえることが多いのです。ノーヒントで闇雲に探すよりはずっとマシです。
一番たちの悪いランダムCTD
状況に共通性がなく、クラッシュログも毎回内容が異なる、クラッシュログをヒントにデータを確認したが不審な点がまったくない、いままで問題のなかった部分でクラッシュする。
こうなるとお手上げで困ってしまいます。ある日突然CTDが起こりだしたのであれば、必ずその少し前の行動に原因があります。中にはSkyrimとまったく関係のないこともあります。
- DLLベースのModをインストール（バージョンアップ）した
- プレイ日数が経過してセーブデータが大きくなりすぎた
- プレイヤーのレベルが上がって条件を満たした結果、特定のクエストやNPCが初登場した
- Windows Updateで大きな更新があった
- Windowsの設定をかえた（知らない間にかわった）
- ハードウェアが壊れている
DLLベースのModは高度な技術で作られています。これに不具合があると、ランダムCTDになる場合があります。クラッシュログがまったく役に立たず、最近Modをアップデートしたのであれば、真っ先に疑いましょう。
Windowsの設定で一番影響がありそうなのがグラフィックカードのドライバーです。アップデートしてから調子が悪くなることもあるようです。特に何年も前の世代のグラフィックカードを使っているのであれば、ドライバーを常に最新バージョンにアップデートし続ける必要はないようです。
ハードウェアの故障は盲点です。CPUのグリスがカピカピになって冷却性能が落ちてCPU温度が高くなり過ぎている、電源が古くなってコンデンサが不良を起こしているなどというのは、古くなったパソコンで起こりがちです。監視ソフトで調査します。
メモリが故障してデータが破壊されるというのは、パソコンの初期不良や古いパソコンでたまにあります。これも検査ソフトがありますので検査します。
