更新履歴
- 2021/12/4
- ジャンプを低くしました。助走をつけてジャンプすると高く飛べます。
- 溜めジャンプを追加しました。
- ジャンプ攻撃の最大威力発生時はLimit Breakが大幅に上昇するようにしました。
- 2021/7/4
- ジャンプすると移動速度が低下することがある不具合を修正しました。
- 2020/8/10
- Combat Gameplay Overhaul SEの両手持ちに対応しました。
- 2020/5/26
- セーブデータのクリーニングが必要です。
- ジャンプ攻撃を追加しました。
- 2020/5/23
- Combat Gameplay Overhaul SEを使っている場合に空中に移動(ジャンプ、高い所から落下)すると静止したとみなされ、移動速度が低下してしまう問題を修正しました。
- 特定状況下で移動速度が回復しない場合に、回復するようにしました。これにはhimika’s lock on (stradivuckos updated version) SSEが必要です。特定状況下とは「エリア移動を終えてからコントローラーのスティックをニュートラルに戻すまで」「高い所から落下してからコントローラーのスティックをニュートラルに戻すまで」が該当します。
- 慣性のコントローラーサポートにhimika’s lock on (stradivuckos updated version) SSEを加えました。
変更される要素
- ジャンプしたらスタミナが減るようにできます
- ジャンプの着地時に硬直時間が発生します
- スタミナ残量や落下高度で硬直時間が変動します
- 慣性が働くようにできます
それぞれMCMで調整可能です。
着地時の硬直時間
基本硬直時間があります。そこからスタミナ残量や落下高度により硬直時間を変動させることができます。つまり、スタミナが少ない時や高い所から落ちた場合は、より長く硬直するようにできるということです。
合計硬直時間 = 基本硬直時間 + (基本硬直時間 * スタミナ係数 * 現スタミナ割合) + (基本硬直時間 * 重力係数 * 落下高度割合)
基本硬直時間は0.2秒に設定することを強くおすすめします。これは、平常時のジャンプはスムーズですが、スタミナ残量や落下高度に問題があると動きが鈍くなり出す値です。
以下に設定のサンプルを示します。
基本硬直時間 interrupt duration (sec) | スタミナ係数 stamina amplify | 現スタミナ割合 current stamina | 合計硬直時間 total duration (sec) |
1.0 | 100% | 100% | 1.0 |
1.0 | 100% | 50% | 1.5 |
1.0 | 100% | 0% | 2.0 |
2.0 | 100% | 100% | 2.0 |
2.0 | 100% | 50% | 3.0 |
2.0 | 100% | 0% | 4.0 |
1.0 | 150% | 100% | 1.0 |
1.0 | 150% | 50% | 1.75 |
1.0 | 150% | 0% | 2.5 |
慣性
移動を始めたとき、移動を止めたとき、着地の硬直後に慣性を働かせるようにできます。
コントローラーの場合は以下のModのうち少なくともひとつが必要です。両方あっても構いません。
コントローラーの場合は移動の開始時にゆっくり加速し、終了時にゆっくり減速します。キーボードの場合は開始時のみです。
硬直時間が0.3秒未満の場合は仕様により慣性は適用されません。
それから、急激な方向転換をしようとした時に、反動によって少しの間だけ動けなくすることもできます。
ドッジは慣性を無効にします。
移動速度の回復とアニメーションが重なると移動速度が十分に戻らないことがあります。この場合はコントローラーのスティックをニュートラルに戻し、再びスティックを傾けなおすと動けるようになります。よろめき(stagger)の直後だけは自動的に回復しなおすようにしてあります。移動速度がおかしくなった場合は、MCMを開いて閉じるとなおります。
慣性の内部仕様の技術的な解説
移動速度(SpeedMult)は静止時に10まで下がっています。ここから慣性速度ごとに回復していきます。回復後の値は1回目が10 + 基本値 ^ -10で、2回目は10 + 基本値 ^ -8となり、10 + 基本値 ^ 6、10 + 基本値 ^ 4、10 + 基本値 ^ 2となり、最終的に通常の速度に戻ります。全部で6段階です。
デフォルトは慣性速度が0.02秒、基本値は1.2です。静止時の10と6段階という部分は固定です。
10の部分は変更できるようにしました。MCMにある「停止時の最低速度」です。10だとほぼ停止状態なので、スティックを傾けてから実際に動き出すまでにラグがあるように感じます。50だとあまり慣性を感じないので、30くらいがよさそうでした。でもこの値を大きくするほど加速の計算が合わなくなるので、そのうち作り直します。
ジャンプ攻撃
落下中に攻撃すると与えるダメージが上昇します。落下開始直後は1.2倍、そこから徐々に2.0倍まで上昇、全部で5段階あります。着地してしまうと1.0倍に戻ります。落下中に攻撃できるようにするにはCombat Gameplay Overhaul SEが必要です。
両手武器の5段階目で範囲よろめきが付きます。両手剣でよろめきのみ、両手棍と両手斧は巨人のスタンプ攻撃と同じエフェクトが付きます。両手武器に利点を持たせたのと、剣はCritical Hit - Backstab and Parry in Skyrim Special Editionでバックスタブが可能なので、両手棍と両手斧には違うメリットを持たせました。
ジャンプの高さと落下ダメージ緩和はGameSettingsで変更できます。競合とか色々あるので、他のModで行ってください。YASHはYashedプロセス中にGameSettingsを変更しまくっているのでタイミングに注意してください。
ちなみにジャンプの高さはfJumpHeightMinです。256で調整しています。落下ダメージ緩和(ダメージが発生しはじめる高さ)はfJumpFallHeightMinです。
助走ジャンプ
助走をつけると高くジャンプできます。そのかわり、全く助走をつけないとまったく飛べません。
溜めジャンプ
MCMでホットキーを設定しておきます。また、キーボードでジャンプできるようにしておきます。コントローラーで遊ぶを参考にしてください。
ホットキーを押しっぱなしで溜めます。離すとジャンプします。
作ったきっかけ
こちらのもっと戦闘を楽しくしたいスカイリムという動画で、着地時に硬直が発生するというModが紹介されていました。LE版でしたので、SE版で同様のModがあるか探してみましたが見つかりませんでしたので、自分で作ってみました。
もともと、このゲームはプレイヤーが簡単に動きすぎて軽いと感じていました。前後左右に動きまくれるので、足の遅い相手であればヒット&ウェイで簡単に倒せてしまいます。これを何とかしてみたいと思っていました。
考えていること
着地時のアニメーションの立ち上がりと硬直時間を連動させたいのですが、Papyrusでは無理っぽいのでハードルが高いです。